演題募集期間
2025年2月26日(水)17:00~2025年4月23日(水)正午
締切日までは新規登録した演題を何回でも修正することができます。また削除することも可能です。締切後は演題の登録、修正、削除等の操作はできません。なお、締切直前はホームページへのアクセスが集中いたしますので、演題提出に時間がかかることが予想されます。時間に余裕をもってご応募ください。
提出様式と発表形式
1. 一般演題と、シンポジウム(公募/一部指定)の演題を英文抄録で募集します。
メディカルプロフェッショナル・CDRの方の演題に関しては、こちらよりご登録ください。
Late Breaking Sessionへのご応募は、こちらをご参照ください。
講演形態 |
タイトル |
企画の概要 |
発表予定言語 |
シンポジウム1 |
心室細動アブレーションの最前線(仮) |
企画の概要
心室細動アブレーションの最前線(仮)
心室細動アブレーションは、現状では確立された手法はなく、カテーテルアブレーションのラストフロンティアとも言える。従来、心室細動の契機となる心室期外収縮に対するアブレーションが行われてきたが、近年、心室細動の発生・維持に関する機序の解明が進み、器質的心疾患のみならず、ブルガダ症候群や早期再分極症候群などの特発性心室細動において、プルキンエネットワークや異常電位を指標としたアブレーションの有効性が報告されている。本シンポジウムでは、心室細動に対するアブレーションの最新の方法について知見を深め、現状の課題や今後の展望についてディスカッションしたい。
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英語 |
シンポジウム2 |
心房細動に対するカテーテルアブレーションとWATCHMANによる左心耳閉鎖術とを併用した治療戦略について考える(仮) |
企画の概要
心房細動に対するカテーテルアブレーションとWATCHMANによる左心耳閉鎖術とを併用した治療戦略について考える(仮)
本邦において心房細動(AF)に対する経皮的左心耳閉鎖システムWATCHMANデバイスの植込み手術が保険適用となり5年が経過するが、認定施設数および適用症例数は大きな増加を示している。一方、AFの根治を目指すカテーテルアブレーション治療であるが、現時点では一定の再発を前提とせざるを得ない状況にあり、術後の長期的な抗凝固療法を要する症例は少なくない。このような現況を受け、長期的な抗凝固療法の忍容性のないAF症例に対し、カテーテルアブレーションとWATCHMANの植込み術を併用した治療戦略がすでに展開されつつあり、その動向が注目されている。しかし、この両者を併用した治療戦略の有効性と安全性、あるいはカテーテルアブレーションがWATCHMAデバイスの脱落やデバイス周囲残存リークに及ぼす影響については不明な点も多い。 今回、AFの診療に携わる不整脈専門医および構造的心疾患を専門とする先生方にお集まりいただき、AFに対するカテーテルアブレーションとWATCHMANを用いた左心耳閉鎖術による併用療法に関し、その是非および検討すべき課題について議論していただく。
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日本語 |
シンポジウム3 |
増え続けるSubclinical atrial fibrillationの捕捉:何を、いつ治療すべきか?(仮) |
企画の概要
増え続けるSubclinical atrial fibrillationの捕捉:何を、いつ治療すべきか?(仮)
近年、体表面心電図以外のモダリティを用いた心房細動の捕捉が急速な進歩を見せています。心臓植込み型電気デバイスの心房リードによるAtrial High-Rate Episodeに始まり、近年ではウェアラブル端末による記録が耳目を集めています。数多くの文献が、心房細動早期発見に有益であることを示す一方で、その臨床的意義は未解明のままです。これら”心房細動様波形”は、積極的アブレーションの対象になりえるのか、塞栓症と心不全という心房細動の2大予後規定因子にどれほど関与するのか?本シンポジウムでは、いわゆるsubclinical atrial fibrillationがもたらす臨床的意義とその治療最適解について、徹底討論を行います。
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日本語 |
シンポジウム4 |
Nodo-ventricular/Nodo-fascicular PathwayによるSVT(仮) |
企画の概要
Nodo-ventricular/Nodo-fascicular PathwayによるSVT(仮)
房室結節と心室心筋または房室結節系を結ぶまれな副伝導路であるNodo-ventricular/Nodo-fascicular Pathwayに関する包括的なディスカッションと症例に基づく洞察を通じて、これらの経路と管理に対する理解を深めることを目的としています。
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日本語 |
シンポジウム5 |
深層に存在する不整脈起源へのアプローチ(仮) |
企画の概要
深層に存在する不整脈起源へのアプローチ(仮)
心房性・心室性不整脈に関わらず、マッピングにより不整脈起源が同定されても、心内膜からの高周波通電では焼灼効果が及ばないことはよく経験される。心外膜アプローチ、バイポーラーアブレーション、手術によるアブレーション、さらにはパルスフィールドアブレーション等の治療手段について検討したい。
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日本語 |
シンポジウム6 |
リードレスペースメーカで何ができるのか(仮) |
企画の概要
リードレスペースメーカで何ができるのか(仮)
DDDリードレスペースメーカの登場により、徐脈性不整脈に対するペーシング治療の選択肢が大きく広がりました。本シンポジウムでは、VVIおよびDDDリードレスペースメーカの適応、メリット、課題を整理し、日常臨床における実践的な活用について議論します。 さらに、リードレスペースメーカの今後の展望として、周辺機器とのリンクや新たな技術の発展についても共有し、今後の臨床応用の可能性を探ります。
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日本語 |
シンポジウム7 |
炎症と心房細動(仮) |
企画の概要
炎症と心房細動(仮)
全身性炎症および局所炎症が心房細動(AF)の発症・進展に及ぼす影響について、基礎研究・臨床研究の両面から最新の知見を紹介します。特に、局所炎症と密接に関連する心外膜脂肪組織の役割に着目し、その炎症メディエーターや電気的・構造的リモデリングへの関与について掘り下げます。 さらに、近年の研究から明らかになりつつある、心不全やメタボリックシンドロームといった全身性疾患が心外膜脂肪を介してAFの基盤を形成するメカニズムについても議論します。これらの知見をもとに、炎症制御をターゲットとした新たなAF治療戦略の可能性についても展望します。
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英語 |
シンポジウム8 |
不整脈薬物治療における残された課題:ガイドライン間の違いを徹底討論!(仮) |
企画の概要
不整脈薬物治療における残された課題:ガイドライン間の違いを徹底討論!(仮)
不整脈治療ガイドラインと心不全治療ガイドラインの間には、薬物治療において相違点が見受けられます。例えば、ジギタリス製剤の長期投与に関する見解や、器質的心疾患(心機能低下例)を伴う症例に対するソタロールおよびメキシチレンの使用に関する言及の有無、心不全合併心房細動に対しても「第一選択として」のカテーテルアブレーションが推奨されるか、などが挙げられます。本シンポジウムでは、これらの違いをもたらしたエビデンスを紹介し、それぞれの患者背景や試験結果を比較することで、最適な不整脈薬物治療の方針を模索します。
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日本語 |
シンポジウム9 |
心不全に併発した難治性心房細動に対する新たな治療戦略について(仮) |
企画の概要
心不全に併発した難治性心房細動に対する新たな治療戦略について(仮)
近年、心不全に併発する心房細動(AF)の増加が顕著であり、特に左室機能低下例ではカテーテルアブレーションが推奨されるものの、洞調律の維持が困難な症例も少なくありません。現在、アミオダロンの使用、非肺静脈領域への追加アブレーション、房室ブロック作製と右室ペーシングによるレートコントロールが行われていますが、心不全増悪の回避は依然として大きな課題です。 近年、ARNIやSGLT2阻害剤がAFの不整脈基質に対する効果を示し、治療の選択肢が広がりつつあります。また、心不全のタイプや心房リモデリングの程度に応じた層別化アブレーション治療が進み、より適切な治療戦略の確立が期待されています。さらに、ablate and paceでは、刺激伝導系ペーシングの導入により、よりシンプルかつ効果的な心臓再同期療法の可能性が注目されています。 本シンポジウムでは、心不全に併発する難治性AFに対する新たな治療戦略について、各分野のエキスパートによる議論を展開します。
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日本語 |
シンポジウム10 |
遺伝性不整脈の成人期への移行の問題(仮) |
企画の概要
遺伝性不整脈の成人期への移行の問題(仮)
小児期に診断された遺伝性不整脈患者の成人期への移行が円滑に行われているかについて、小児科および循環器内科の視点から討論します。患者のライフステージを通じた対応に焦点を当て、コンプライアンスや予後に関する課題を検討します。特に、疾患ごとの特徴や治療法の選択、さらには妊娠・出産への影響など、多角的な視点からの議論も含めることで、包括的な理解を深めることを目指します。
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日本語 |
2. 抄録本文について
英文抄録本文(タイトル、著者名、所属機関名を除く)は、250ワード以内とします。図表も提出できます。ただし、転送できる図表はGIFあるいはJPEG形式で300Kバイト以下のもの1つに限ります(縦長、横長いずれも可、約75×45mmに縮小して掲載します。)。図表を含むと、英文抄録本文の字数上限は100ワード減り150ワードとなります。
3. 演題登録用ID・パスワードについて
新規で演題を登録する際、まず、「アカウント」を作成する必要がございます(「アカウント新規登録」)。アカウント登録時に発行される演題登録用IDとパスワードを用いて演題登録画面より演題をご登録ください。一度登録された演題を修正するときも、新規登録時に発行された演題登録用IDとパスワードが必要となります。締切り期限前であれば、登録演題の修正・確認・削除ができます。
発行されたID・登録番号・パスワードは、登録者ご自身で管理してください。
4. 発表言語・発表形式(希望)の選択について
- 一般演題の発表言語は、応募時に、「English or Japanese」または「Japanese preferred」のいずれかひとつを選択していただきます。なお、発表言語が日本語の場合も、スライド・ポスターは英語で作成いただきます。
- 一般演題の発表形式について、「Oral or Poster presentation」または「Poster preferred」のどちらかひとつを選択していただきます。
- 発表言語・発表形式については学術大会事務局が調整、決定させていただきます。
受理された抄録の演題名、所属、著者名、抄録本文については、登録時のデータがそのまま抄録集に掲載されます。登録の際には、ホームページ上の注意事項をよく参照の上、入力してください。
国内演者の応募資格
筆頭演者は日本不整脈心電学会の会員であり、かつ発表時に2025年度(2025年5月1日~2026年4月30日)会費納入者であることが必要です。
新規入会をされる方は、採択後すみやかに入会手続きをおとりください。
入会手続きは学会ホームページより入会手続きをおとりください。
日本不整脈心電学会 入会案内
演題登録
演題登録について
ページ下部から演題登録システムにアクセスして、アカウント登録後、演題登録してください。
カテゴリー
応募演題について、最もふさわしいカテゴリーを下記より選び、演題登録時に該当カテゴリーを選択してください。
case reportsの登録時は「Case Assessmentカテゴリー(35~38)」を選択ください。
Basic Science
01 |
Cell Electrophysiology |
02 |
Ion Channels and Transporters |
03 |
Electrophysiology and Pharmacology |
04 |
Genomics |
05 |
Computer Modeling |
06 |
Others |
Clinical Science
Clinical Assessment
07 |
Clinical Background (Epidemiology, Health, Symptomes, etc) |
08 |
Diagnostic Technologies (ILR, Mapping, Leads, Electrodes, etc) |
09 |
Bradyarrhythmias |
10 |
Atrial Fibrillation |
11 |
Supraventricular Tachyarrhythmias |
12 |
Ventricular Tachyarrhythmias & SCD |
13 |
Inherited Arrhythmia Syndromes (Brugada, LQT, ER, etc) |
14 |
Risk Stratification (SAECG, TWA, HRV, HRT, etc) |
15 |
Clinical Studies |
16 |
AI, ECG monitoring (Wearable Device etc.) |
Pharmacological Therapy
17 |
Bradyarrhythmias |
18 |
Atrial Fibrillation |
19 |
Tachyarrhythmias |
20 |
Anticoagulants |
21 |
Other Disorders |
22 |
Clinical Studies |
Ablation Therapy
23 |
Atrial Fibrillation |
24 |
Supraventricular Tachyarrhythmias |
25 |
Ventricular Tachyarrhythmias |
26 |
Other Disorders |
27 |
Clinical Studies |
Device Therapy
28 |
Bradycardias |
29 |
Tachycardias |
30 |
Heart Failure |
31 |
Other Disorders |
32 |
Clinical Studies |
Other Therapies
33 |
Noninvasive Procedures |
Case Assessment
37 |
Pharmacology |
38 |
Others |
Surgical Science
Pediatric Science
採否について
- 採否はプログラム委員会の審議に基づいて、大会長が決定します。
- 採否通知は7月下旬頃に演題登録時に入力されたE-mailアドレスに通知するとともに、ホームページでも掲載予定です。
- プログラムおよび会場の都合でご希望どおりにならないことがありますのでご了承ください。
- 国内の他学会または学会誌にて既に発表された演題と明らかに同一と大会長が認めた演題は、演題の採択の前後を問わず、取消とします。
JHRS YIAへの応募について
JHRS YIA(JHRS Young Investigator's Award)への応募の希望有無を選択ください。
YIAは、応募者の中から、YIA候補者数名を選出し、学術大会会期中のYIA候補論文発表会で最優秀賞の選考を行います。
JHRS YIAとAPHRS YIAの双方に応募することはできません。いずれかを選択ください。
JHRS YIA応募条件
- 2025年12月31日時点までで、筆頭演者(発表者)が40歳未満であること。
- 過去の日本不整脈心電学会学術大会において、YIAを受賞したことがないこと。
- YIAに選出された場合は、「Journal of Arrhythmia」(英文誌)または「心電図」(和文誌)に投稿すること。
JHRS賞選考(ベストアブストラクト賞、ベストケースレポート賞)への応募について
本大会では、ベストアブストラクト賞とベストケースレポート賞の選出を行います。
ご登録いただいた演題の中から優れたものを選出し、学会会期中の賞選考会セッションにて最優秀賞の選考を行います。
選考への応募有無を演題ご登録時に選択してください。
年齢制限はございません。
発表言語は「日本語」を予定しております。
APHRS YIAへの応募について
APHRS YIA(APHRS Young Investigator Award)への応募の希望有無を選択ください。
APHRS YIAは、応募者の中から、YIA候補者数名を選出し、学術大会会期中のAPHRS YIA候補論文発表会で最優秀賞の選考を行います。
JHRS YIAとAPHRS YIAの双方に応募することはできません。いずれかを選択ください。
APHRS Young Investigator Awardに採択された演題は「同時掲載/論文投稿」の対象演題となります。
APHRS YIA応募条件
APHRS賞選考セッション(YIAを除く)への応募について
ご登録いただいた演題の中から優れたものを選出し、学会会期中の賞選考会セッションにて最優秀賞の選考を行います。
選考への応募有無を演題ご登録時に選択してください。
年齢制限はございません。
同時掲載/論文投稿について
同時掲載/論文投稿のご案内
APHRS2025では、「同時掲載/論文投稿(Simultaneous publication opportunities)」への依頼/選考の機会を設けることになりました。
候補対象となる演題
- Late breaking Sessionでの発表演題
- APHRS YIAセッションでのご発表演題
JHRS YIAセッションは対象となりません。ご注意ください。
- 一般演題へのご応募で、高い査読評価を得られた演題 かつ 発表言語が「英語」となる演題
演題ご登録時に、「同時掲載/論文投稿」へ依頼希望有無のご意向をご回答ください。
希望有の場合は、以下の対象ジャーナルの中から、ご自身の演題に最もふさわしいと思うジャーナルを1つだけ選択してください。
対象ジャーナル
依頼対象となった場合は、各編集長からその旨とFull Paperご執筆のご依頼が直接届くことになりますことご留意ください。
- Journal of Arrhythmia (JOA)
- Heart Rhythm
- Heart Rhythm O2 (HRO2)
- JACCEP
- JACC Asia
- Circ AE
- JCE
- JICE
- EP Europace
- European Heart Journal
演題登録ページへのアクセス
オンライン演題登録システム
演題の応募、採否などのお問合わせは運営事務局(E-mail:jhrs-aphrs2025@ace-enterprise.net)まで、演題登録番号を添えてE-mailにてご連絡ください。